【睡眠は最高の美容法?】
- yayagome17
- 2022年6月22日
- 読了時間: 4分
「あなたは睡眠で休養が充分とれていますか?」
そう聞かれたとき自信をもって何と答えますか?
実は、日本人の5人に1人が「あまりとれていない」「まったくとれていない」のいずれかと感じているそうです。
昔から「睡眠不足はお肌の大敵!」なんて言いますよね。
今回は、ちょっと気になる睡眠と美容についてのお話です。

■睡眠中に分泌されるホルモン
ホルモンと聞くと「男性ホルモン」「女性ホルモン」が思い浮かぶと思いますが、人間の体内には100種類以上のホルモンがあるといわれます。
そのうち、美肌を保つために重要なホルモンのひとつが「成長ホルモン」です。
成長ホルモンはその名の通り身長を伸ばし、子どもの成長には欠かせないホルモンで、眠りについてから2~3時間の間に分泌されるといいます。
まさに「寝る子は育つ」の所以ですね。
では、大人はもう身長も伸びることもないので、不必要では?と思いがちですが、成長ホルモンには「細胞の修復」や「疲労回復」という重要な働きがあります。
お肌の細胞分裂や再生は成長ホルモンにより促進されます。
そのため、肌を生まれ変わらせ美肌を保つためにも、成長ホルモンの分泌、すなわち睡眠はとても重要なのです。
■睡眠不足はダイエットの大敵?!
なんと、睡眠不足は肥満の原因にもなるという恐ろしいデータも!
眠りは、
浅い睡眠(レム睡眠)
と
深い睡眠(ノンレム睡眠)
を交互に繰り返しているのですが、この深い睡眠が減少してしまうと肥満の発症につながるそう。
また、睡眠不足の状態では、食欲を刺激するホルモンが増加し、過食につながるという研究も。
健康的な体形を維持するためにも、規則正しい質の高い睡眠を心がけたいところですね。
■睡眠の質UPで美容効果もUP!
一般的に30代では7時間の睡眠時間が必要だといわれています。 ただ、忙しい日々の中、睡眠時間をのばすことはなかなか難しいですよね。 では「睡眠の質」をよくする方法をチェック! 今日から睡眠環境を整えて、心地よく眠って美しい肌を目指しましょう!
就寝前のカフェインは入眠を妨げたり、睡眠を浅くする可能性があります。 睡眠3時間前は控えましょう。 ノンカフェインのハーブティーやホットミルクでリラックスするのもいいですね。
就寝前のアルコール・喫煙は控える。アルコールは眠りを誘ってよいのでは?と思われがちですが、途中で覚醒しやすくなるため睡眠の質は落ちてしまいます。 また、タバコに含まれるニコチンにも覚醒作用があるので就寝前の喫煙も避けましょう。
快適な温度・湿度に調整し、身体にあった枕や寝具を選びましょう。 また、照明は明るすぎず、不安を感じない程度の暗さに調整しましょう。
就寝前にブルーライトを見ると脳が「昼間だ!」と勘違いしてしまい、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が抑制され、不眠につながると考えられています。 就寝前、ベッドの中でスマホを見たくなることもありますが、良質な睡眠のためにはぐっと我慢しましょう。
就寝2時間前に入浴を。実は、体温と睡眠はとても関係が深いもの。 体の中心の温度(深部体温)が下がるときに眠気が訪れます。 赤ちゃんが眠くなると手足が暖かくなるのは、深部体温を下げようとしているためです。 就寝時に深部体温を「下げる」ことができる状態にするためには、 就寝の2時間ほど前に38~40℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくりつかり、 深部体温を上昇させることが重要です。 すると、お風呂上りのほてりが引いてきた頃、深部体温も下がり始めるため入眠に最適なタイミングとなります。
就寝前のリラックスにアロマを取り入れる。眠りの質をあげるアロマにはいろいろとありますが、 代表的なアロマオイルといえば、ラベンダーです。フローラルな香りで、香料としてもよく使われるので香りを想像しやすいのではないでしょうか。
ラベンダーの香りにはリラックス作用や自律神経のバランスを整える作用があり、副 交感神経が優位になることによる安眠効果が期待できます。
ストレスによる緊張や不安を鎮めてくれるでしょう。
また鎮痛効果もあるといわれており、頭痛・生理痛・筋肉痛・肩こりといった痛みを和らげてくれます。
フローラルな香りで、香料としてもよく使われるので香りを想像しやすいのではない でしょうか。
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