【投資信託とは?】
- yayagome17
- 2022年6月22日
- 読了時間: 3分
投資信託とは「投資家から集めた資金を投資のプロに運用してもらう」という金融商品です。集めた資金を運用して得た利益は投資家に分配され、配分は投資した資金額によって異なります。
個人で少額ずつ出し合った大きな資金を投資のプロに運用してもらえるというイメージです。
運用商品の中にはプロが厳選した銘柄が詰まっています。1つ1つ自分で銘柄を選定しなくていいので、初心者の人でも問題なくチャレンジできるでしょう。
また、投資先には株や債券だけでなくさまざまな商品があります。

投資信託で運用できる商品
国内・海外株式
国内・海外債券
国内・海外REIT(リート)※(1)
コモディティ※(2)
上記の商品の中から自分のお好みのものを選んで投資します。細かい銘柄などは投資のプロが選定してくれるので、個人で投資するより知識が少なくてもチャレンジできるのが大きな利点です。
投資信託の種類(運用方法)
投資信託には運用商品によって異なる運用方法があり、自分に合った運用方法を選択します。代表的な2つの運用方法について理解し、自分がどのような運用を目指すのか考えてみましょう。
投資信託の種類(運用方法)
インデックス運用
アクティブ運用
インデックス運用
インデックス運用とは、目安とする指数(ベンチマーク)に連動した動きを目指す運用方法です。
ベンチマークとは、投資信託が運用のターゲットにしている指標です。
たとえば、国内株式では日経平均やTOPIXが代表的なベンチマークで、それらを目安とした場合は同じような値動きをします。
インデックス運用のメリット・デメリット
メリット
信託報酬などの運用コストが安い
初心者でも値動きが予想しやすい
デメリット
市場動向に影響されやすい
アクティブ運用
一方、アクティブ運用とは目安となるベンチマーク以上の運用成果を目指す運用方法です。
目安とするベンチマーク以上の運用成果を目指す運用方法なので、インデックス運用より大きな利益を得られる可能性があります。
上手くいけば大きな利益を得られるのはアクティブ運用の魅力ですが、アクティブ運用はインデックス運用より多くのコストがかかります。
目安とするベンチマーク以上の成果を狙うアクティブ運用では、運用会社が念入りにリサーチを行うため、信託報酬が比較的高く設定されています。
アクティブ運用のメリット・デメリット
メリット
インデックス運用より大きな利益を得られる可能性がある
デメリット
信託報酬が割高である
インデックス運用よりハイリスクな運用方法である
資産運用初心者にはインデックス運用がおすすめ
これから資産運用を始める人には、インデックス運用がおすすめです。
インデックス運用が初心者向けの理由
保有コストである信託報酬が安い
日常的に目にしている指数と連動する値動きが基本なので、初心者でも相場が予想しやすい
投資信託は100円からでもチャレンジできますし、インデックス運用なら信託報酬も割安なのでかなり参入壁が低くなっています。
アクティブ運用に比べてローリスクなのも魅力の一つでしょう。初心者のうちは大きな利益を狙うのではなく、コツコツと成果を出す経験を積むことが重要です。
また、運用商品には株式や債券などさまざまな商品がありますが、もし投資に関する知識が全くないのであれば「バランス型」を選びましょう。
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